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9月 ほかでもない


 

「ほかでもない岩田商事さんがおっしゃるんなら、特別にもう5%値引きさせてもらいます」
「他でもない佐藤さんの頼みとあっては、 イヤと言えませんね」

こんな具合に、わりと無理な頼みごとをされた時に、さもありがたそうな 雰囲気を増すためにつける接頭語。

引き受けるなら、気持ちよく 引き受ければいいのに、わざわざもったいぶるなんて、いやみだと 思うのは、素人の浅はかさです。

もちろん、本当に、「ほかでもないから、特別にやってあげる」場合も あるでしょうが、商談などで、このセリフが使われるのは、たいてい誰に 対しても、その程度の配慮が可能なケースがほとんど。
岩田商事だけでなく、どこにいっても5%程の値引きは、しているはず なのです。

この言葉は、頼みごとを聞いたほうが、恩を着せるためにつけるのでは、なく 聞いてもらったほうが、 「ウチだけ、特別にトクをした」 「俺だから、聞いてもらえた」という 満足を得るためのもと、考えてほうがいいでしょう。

気持ちよく仕事をするというのは、結局、こういうささやかな 喜びを与え合うと、いうことなのです。

PS,「ほかでもないんですが、今日お伺いしたのは、、、、、」     

―――肝心な用件を切り出す時の景気づけとしても使えます。    

 「ほかでもない、岩田さんがそうおっしゃるなら」    

 ―――「顔を立ててやったんだぞ」と言いたい時にも便利です。

 

11月 ハゲのマナー


 

いつまでもバーコード状のヘアを保ち続けようとする男性。
その手の人を見ると、「無常」という法則を受け入れることの 困難さというものを、私は、知ることになります。

そして、男性の皆さんには、「自覚する勇気」を持ってほしいものだと 思います。
ハゲの周囲にいる人たちは、私をふくめて、このように いろいろと気を使っているものなのです。

まずは、「気づかれていないに 違いない」という思い込みを捨て、「だとしたら、なるべく周囲の人の 負担を減らしたいものだ」と思うのが、大人のハゲというものではないので しょうか。

ホンジャマカの石塚さんは、自らを「デブ」と自称するから人気がある のです。肉体の問題を自ら口にすることで、周囲をホットされることだけでなく 、人気者にすらなることができるのです。

というのに、ちょっとしたハゲですら、 あくまで、なかったことにしたがる男性を見ていると、男性が抱える肉体的な問題は、実は、女性よりもよっぽど深刻なのかもしれません。

女性であれば、 「ああ、もう、このシミどうしょう!」 「友達が行ったレーザーすごくよかったって、今度一緒に行ってみない?」 などと、同病同士で、気楽に相憐れみ、悩みをわかちあうことができるのです。

対して男性は、プライドが邪魔するのか、誰にも心情を暴露しょうとしない。 しかし、勇気を出して一度口にしていまえば、周囲のひとは、意外と優しいはず、 そして言った後は、驚くほど、気持ちが軽くなっているはずなのです。

なるべく初期の段階から、「私は、自分のハゲを自覚しています」という意思表明を するのは、、大人の男性の嗜みとでも謂うべきことなのでは、ないのでしょうか。

私も「ハゲのフリ見て我がフリ直せ」ということで、その辺のことを肝に銘じたいと 思っております。
そして、デリケートな心を持つ男性に対して、軽はずみにハゲの呪いをかける ことだけは、やめようと、心に誓いました。

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