風が明日に向かって吹くなら
お前は風と歌っていればいいのさ
爽やかな風に 頬撫でられて
だけど、風は意地悪 昨日へ連れ戻すのさ
風は意地悪 思い出を運ぶのさ
お前は肩をすぼめて震え ただ、じっと耐えているだけ
冷たい風が通り過ぎるまで
時が明日を語るだけなら
お前は時と歩いていればいいのさ
口笛を吹いて 手を振って
だけど、時は意地悪 思い出を語るのさ
風は意地悪 昨日を刻むのさ
お前はただ、うなだれて とぼとぼと歩くだけさ
重い足を引きずりながら
時も風も通り過ぎて行く
風も時も去って行くけれど 思い出だけは今も残る
風も時も去って行くけれど 思い出だけは今も残る
今も残る 今も残る