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オープン・ナレッジ・マネジメント
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企業内でのインターネットの導入・活用が急速に進んでいる。 インターネットのはしりの頃、まずはホームページを開設して自社のPRを行う事が流行したが、この頃はホームページの作成費も大変高価であった。今なら数万円で出来るものが2桁も違う価格で見積もられ、それと知らずに注文を出す顧客は「インターネット・カモ」とも呼ばれたりした時代であった。 今では多くの企業が、インターネット技術を活用するが外部の者は入れない、いわゆる「イントラネット」を導入し社内事務処理や情報の共有に利用している。 情報共有は今風に言えばナレッジ・マネジメントという事になるが、企業内での情報共有は昔から様々な方法で試みられている。営業部門でみれば、「営業の手引き」や「活用事例集」、「営業虎の巻」などである。 インターネットの導入により情報の更新や検索方法などが改善され、冊子などにより運用されていた時代に比べれば飛躍的に使いやすくなったと言える。 昨年秋に、あるコンピュータ・メーカーの専門家からナレッジ・マネジメントの話を聞く機会があった。自分も含めて出席者が一様に質問した事は、情報提供者に対するインセンティブは何かという事であった。経験的にみると、情報共有の場に生きた情報はなかなか出てこないものである。ネットを活用して運用されようが、根本的なところは変わっていないように思われる。 拙著「間違いだらけのIT常識」(明日香出版社)の中で、事例として紹介させて頂いたアサヒビールのナレッジ・マネジメントの場合、情報提供者に対するインセンティブは「名誉」だけである。それでもうまく運用されているのは、提供される情報が営業日報など日常業務で発生する情報と連携ているからだと思われる。 情報共有でもう一つ難しい問題は、情報の収集を企業内に止めるか、それとも顧客の中に積極的に出ていって集めるか、である。 そうは言ってもオープンでインタラクティブなネットワークは諸刃の剣でもある。 更にもう一つ、基本的なスタンスは以上の通りであるが、現実的な話、何でもオープン化すれば良いというものではない。個人情報などの流出にはくれぐれも気をつける必要がある事を指摘しておきたい。 Business@niftyコラム「eビジネスの現場」2001.01.23掲載 |
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