「是非お願いします」
「是非、ご一緒させてください」という使われ方をされる「是非」ですが、ビジネス社会でこの言葉を使われたら、たいていの場合その気がないと解釈したほうが無難です。
たとえば、自分の部下が飲みに行く相談をしている時にあなたが通りかかり話を聞いてしまいました。部下はあなたを誘わないわけにはいきません。
「課長(部長)もよかったら是非」こういう誘われ方をしたら大人の常識をわきまえた人物なら「せっかくだけど、遠慮しておくよ」と答えるはずです。
本気で誘いたい場合は「課長(部長)もどうですか?」と聞くのがセオリーです。
また、別に一緒に飲みたくない相手やゴルフに付き合いたくない相手から「今度飲みに(ゴルフに)行きましょう」と言われた時も「機会があったら是非」と言っておけばたぶんこちらの気持ちは伝わるでしょう。
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